猫に生まれ変わったら憧れの上司に飼われることになりました
健一は30歳という若さで役職についているエリート社員で、誰にでも優しくそして見た目がいいことで人気の上司だった。

尚美も1度、入社して半年の頃に書類で大きなミスをしてしまった。

怒られる覚悟で健一の報告すると、健一は難しそうな顔をしたあと『これは田崎さんのミスですが、誰でも起こしうるミスでもあります。

一緒に解決策を考えて行きましょう』そう言ったのだ。

ミスした尚美を一方的に怒るのではなく、ミスは誰でも起こすものだから、根本的なところを解決しようとする。

その姿勢にひかれた。
それ以来ミスをしても健一に報告することが怖くなくなった。

一緒に解決してくれるから仕事もどんどん向上していく。
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