ピュアなお姫さま

差し出した俺の手を

ためらいもせずに

笑顔で握ってくれた…。

小さな白い可愛い手で

小さな力で…

「うん!!よろしくね!さとるお兄ちゃん!!」

頬をピンクに染めて

はにかんだような

顔で言った桃花ちゃん…。

そんな様子を

見てた母さんは

「や~ん!!もう桃花ちゃん可愛い♪さとるお兄ちゃんだって~♪キャー」

と1人ではしゃいでいた…。

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