ピュアなお姫さま

和樹の情報によると

かなり人気があるため

行列ができてしまうらしい…

だから行列にならない内に

早く行きたいらしく

午後の授業が

終わってからは

せかされっぱなし…

俺が鞄をしめると

「よし!!行くぞ!」

そう言って俺の腕を

掴んで走り出した…

『おいおい!?靴履き替えねぇと!!』

そう言った時には

もう遅くって

上靴のまま校門を出てた…

っていうか和樹足早っ…

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