ピュアなお姫さま

あれ?

いなくねぇか?

『あれ?お母さんいなくねぇ?』

俺がそう言うと

「うん!!もうお店に戻っちゃった!!」

とケロッと言った…

『じゃあ一緒に行くか?』

そう言って俺は

桃花ちゃんに左手を

差し出した…

「うん!!」

恥ずかしそうにしながら

桃花ちゃんも俺の手を

小さな手と力で

しっかりと握ってくれた…

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