ピュアなお姫さま

気づけば俺の隣に座ってる桃花ちゃんの目の前に

膝を曲げて立っていた…

桃花ちゃんは不思議そうな表情で

親父を見上げる…

当然か。

桃花ちゃんと親父が会うのは初めてだから…

小首を傾げながらも

親父の問いかけに

小さく頷いていた…

「俺は悟瑠の父親だ!よろしくね?桃花ちゃん?」

握手の手を差し伸べて笑顔で言う親父…

そんな親父に

桃花ちゃんも自分の小さな手を差し伸べていた…

そして

親父と桃花ちゃんは握手を交わした…

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