ピュアなお姫さま

『おい、大丈夫か?』

心配になって

声をかけた俺

「…ぅ‥ん。」

初めて聞いた声は

小さくて

今にも

消えてしまいそうな声で…。

微かに震えていた…。

俺は手を握っていた…。

無意識に…。

まだ震えている

小さな女の子の

白くて小さな手を…。

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