ピュアなお姫さま

『ココかぁ…。キミ今日お隣の家に行くように言われてない?』

「いわれてた…どうしてしってるの?」

『だって…キミの家の隣…俺の家だもん!』

そう言いながら

ゆっくりとしゃがんで

女の子を降ろす…。

女の子は大きな瞳を

さらに大きくして

驚いていた…。

そして

「ありがとう…おにいさん…。」

と言った…。

そう言った瞳は

恥ずかしそうに

潤んでいた…。

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