ピュアなお姫さま
☆第5話★

名前


『どういたしまして。』

そう言って

女の子の頭を撫でた…。

『じゃあ…俺の家行こっか?』

そう言うと

コクンと小さく頷いた

そして

女の子の小さな白い手を

握って俺の家に向かった…。

すぐ隣だけどな…。

「おそ~い!!」

玄関のドアの前には

和樹が頬を膨らまして

待っていた…。

ペタンと地面に座りこんで…。
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