皆の推しメン(ズ)を私も好きになりました



この日から、私に対する嫌がらせはまるで最初から無かったかのようにピタリと止まり、

上履きが入っていた下駄箱には【ごめんなさい】と名前も書いていない手紙まで入っていた。





こんなの要らないから、


新しい上履きを買って返せよ!!!
上履きを洗う無駄な労力代償を払え!!







ちなみに私のバイト先の定食屋は、彼が宣言した通り連日お客さんが絶えず、黒川君パワーの威力に驚異を感じたが、

店主とママさんが嬉しい悲鳴よと言っていたので良かったと思う。

時給が増えたのは内緒。




< 44 / 168 >

この作品をシェア

pagetop