スカイ・ネイル
「馴れ合うつもりはない」
「そっか」
部屋に戻るため静かにその場を後にする。
「・・・・・・偽善者は俺の方だ」
横になり目を閉じる。
レイ、といったか。
初めてちゃんと会話をしたかもしれない。
いつか普通に俺たちと話してくれる日がくるだろうか。
年も同じくらいだし、少しムカつくところはあるけど。
いつか、仲良くなれるといいな・・・・・・なんて。
「ーーーぐああぁっ!」
突然の悲鳴に目が覚める。