スカイ・ネイル


どうやらスペクルム達にはまだ俺達の知らない何かがあるようだ。
スカイ・ネイルを封印するための、秘められた力か何かが・・・。


男は要求を受け入れてもらえず肩を落とした。

「せめて作物を作れるくらいの知識があれば食には困らんのだが・・・」

その言葉に食いつくようにケンは笑みを見せる。

「それなら!おっちゃん、今日のところは一先ず寝て、また明日だ」

男は理解が追い付かないままケンに手を引かれ眠るよう促された。

よくわからぬままとりあえず一件が収まったのか、徐々に自分も強い眠気に襲われ真っ暗な部屋に戻っていく。
レイのことは気になったが、人は睡魔には勝てないようだ。



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