スカイ・ネイル



今目の前には長く探し求めていた石が確かにそこにある。
どれだけの月日がたったのかはわからない。


「長かった」


ゆっくりとスカイ・ネイルに手を伸ばすと、突然それは鮮やかに光り輝きだした。

まるで使い手が来るのを待ち侘びていたかのように。




しかし何故か触れることができない。
まるで見えない壁があるかのようだ。




だがそれはすぐに魔法で作られたものだと理解する。




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