スカイ・ネイル
「しかし今のままではスカイ・ネイルはおろか、そこへ辿り着くまでに力尽きてしまうじゃろう。まずはフランの国へ行け」
「フラン?」
「昔わしの元で使えていた者じゃ。そこで最低限の戦い方を教わるといい。・・・レクア」
そういうとレクアは椅子から立ち上がり、なにやら呪文を唱えだす。
「セモンド、カナルバ」
すると部屋が眩しい光に包まれた。
思わず手でそれを隠し目を閉じる。
光が薄れていくのを感じながらゆっくりと目を開くと、そこには。