どちらとの恋を選びますか?【前編】~元彼vs同期の秘めたる愛の行方
旅行の当日は、朝からテーマパークで大はしゃぎして、沢山撮った思い出の写真は…
何度も削除しようとしたけど、どうしても消すことが出来ず、今も携帯に残っている。
夕食を終えて部屋に入ると、夜空に煌めく光が綺麗な夜景と、広い部屋に存在感を示す大きなダブルベッドが、目に飛び込む…
ここで今夜、陽先輩と…初めての夜を過ごす。
ベッドの上で陽先輩に全てを委ねて、男性を初めて知る夜。
「咲羅…好きだ」
陽先輩の嬉しい言葉にも、恥ずかしくて、目が開けられない。
「咲羅…目を開けて、俺を見て」
ゆっくり瞼を開け、見つめられながら、陽先輩を受け入れる胸のときめき…
でも…
時間を掛けてほぐされた体でも、痛さで無意識に目をギュッと瞑った。
「咲羅…辛い?」
そっと頬を撫でて、囁きながら、陽先輩が動きを止める。
その声に目を開けると、心配そうな顔をしていた。
何度も削除しようとしたけど、どうしても消すことが出来ず、今も携帯に残っている。
夕食を終えて部屋に入ると、夜空に煌めく光が綺麗な夜景と、広い部屋に存在感を示す大きなダブルベッドが、目に飛び込む…
ここで今夜、陽先輩と…初めての夜を過ごす。
ベッドの上で陽先輩に全てを委ねて、男性を初めて知る夜。
「咲羅…好きだ」
陽先輩の嬉しい言葉にも、恥ずかしくて、目が開けられない。
「咲羅…目を開けて、俺を見て」
ゆっくり瞼を開け、見つめられながら、陽先輩を受け入れる胸のときめき…
でも…
時間を掛けてほぐされた体でも、痛さで無意識に目をギュッと瞑った。
「咲羅…辛い?」
そっと頬を撫でて、囁きながら、陽先輩が動きを止める。
その声に目を開けると、心配そうな顔をしていた。