どちらとの恋を選びますか?【前編】~元彼vs同期の秘めたる愛の行方
「春風、今日行く会社の資料、纏まってる?」
声を掛けて来たのは、同期の夏目 涼(なつめ りょう)君。
「うん、準備出来たよ」
「ありがとう。少し時間があるから、打ち合わせしようか」
「じゃあ、ブースで待ってるね」
いつも営業先に行く前は、2人で打ち合わせをする。
準備した書類を確認しながら、夏目君が来るのを待っていた。
「お待たせ。今日はどっちが説明する番だっけ?」
「この間は私だったから、夏目君がしてよ」
「じゃあ、パソコン操作頼むよ」
「うん、分かった。契約取れるといいね」
「俺の話術に任せろよ」
「言っとくけど、私が説明した時の方が契約数、多いからね!」
「それは、俺が隣で、スマイルアピールしてるお陰だろ?」
声を掛けて来たのは、同期の夏目 涼(なつめ りょう)君。
「うん、準備出来たよ」
「ありがとう。少し時間があるから、打ち合わせしようか」
「じゃあ、ブースで待ってるね」
いつも営業先に行く前は、2人で打ち合わせをする。
準備した書類を確認しながら、夏目君が来るのを待っていた。
「お待たせ。今日はどっちが説明する番だっけ?」
「この間は私だったから、夏目君がしてよ」
「じゃあ、パソコン操作頼むよ」
「うん、分かった。契約取れるといいね」
「俺の話術に任せろよ」
「言っとくけど、私が説明した時の方が契約数、多いからね!」
「それは、俺が隣で、スマイルアピールしてるお陰だろ?」