どちらとの恋を選びますか?【前編】~元彼vs同期の秘めたる愛の行方
【元彼から刻まれた記憶に揺れる心】
翌週も変わらない忙しい毎日が過ぎ、週末の金曜日。
いつものように、朝、起きようとした時、体がだるく、熱っぽいし、頭も喉も痛いし…
風邪かなぁ…
今日の訪問先の申し送り、夏目君に伝えて無いから、休めないし…
とりあえず行って、夏目君に頼んでから、早退しよう。
出勤すると、夏目君が、何処からか席に戻って来た。
「夏目君、おはよう」
「おはよう、春風。あのさ、急なんだけど、今日の訪問先、1人で行ける?朝から終日、外出することになってさ」
そっかぁ…
それなら夏目君に頼めないか…
まぁ、今日1日頑張れば、明日は休みだし…
何とか乗り切ろう。
「大丈夫だよ。1人で対応するから、気にしないで」
「悪い、頼むな」
夏目君は慌てて、上着と鞄を持って出て行った。
今日の訪問先は、午後から2件だけなんだけど…
こんな日に、訪問先が冬月商事だなんて…
いつものように、朝、起きようとした時、体がだるく、熱っぽいし、頭も喉も痛いし…
風邪かなぁ…
今日の訪問先の申し送り、夏目君に伝えて無いから、休めないし…
とりあえず行って、夏目君に頼んでから、早退しよう。
出勤すると、夏目君が、何処からか席に戻って来た。
「夏目君、おはよう」
「おはよう、春風。あのさ、急なんだけど、今日の訪問先、1人で行ける?朝から終日、外出することになってさ」
そっかぁ…
それなら夏目君に頼めないか…
まぁ、今日1日頑張れば、明日は休みだし…
何とか乗り切ろう。
「大丈夫だよ。1人で対応するから、気にしないで」
「悪い、頼むな」
夏目君は慌てて、上着と鞄を持って出て行った。
今日の訪問先は、午後から2件だけなんだけど…
こんな日に、訪問先が冬月商事だなんて…