どちらとの恋を選びますか?【前編】~元彼vs同期の秘めたる愛の行方
【夏目君との時間に、元彼との思い出】
ある企業に応募者を紹介し、面接まで取り付けた企業から連絡が入った。
「今日、面接予定だった方、時間が過ぎても連絡が無く、来社されてませんが、何かありましたか?」
「いえ、こちらには何も…昨日連絡した時は、本日、御社との約束は把握していましたので、御社に向かっているものと、思っておりました」
「困りましたね…そんな方を紹介されては」
「大変申し訳ございません。何かあったかもしれません。直ぐに連絡を取って、お電話します」
慌てて本人に連絡するけど、繋がらない。
「春風、どうした?」
「夏目君…面接、すっぽかされたみたい」
「珍しいなぁ。派遣グループでは、時々あるらしいけど、中途採用で、俺は初めて聞いたよ」
「私、先方に行ってくる」
「俺も行くよ。俺達2人はペアだから」
先方の会社に行くと、私よりも夏目君の方が、説明とお詫びをして、何とかそのまま引き続き、紹介していくことになった。
「夏目君…ありがとう」
「そんな顔するなよ。なっ!」
落ち込む私の顔を覗き込んで、笑顔を向ける夏目君。
夏目君とペアで、本当に良かったって、つくづく思うよ…
「今日、面接予定だった方、時間が過ぎても連絡が無く、来社されてませんが、何かありましたか?」
「いえ、こちらには何も…昨日連絡した時は、本日、御社との約束は把握していましたので、御社に向かっているものと、思っておりました」
「困りましたね…そんな方を紹介されては」
「大変申し訳ございません。何かあったかもしれません。直ぐに連絡を取って、お電話します」
慌てて本人に連絡するけど、繋がらない。
「春風、どうした?」
「夏目君…面接、すっぽかされたみたい」
「珍しいなぁ。派遣グループでは、時々あるらしいけど、中途採用で、俺は初めて聞いたよ」
「私、先方に行ってくる」
「俺も行くよ。俺達2人はペアだから」
先方の会社に行くと、私よりも夏目君の方が、説明とお詫びをして、何とかそのまま引き続き、紹介していくことになった。
「夏目君…ありがとう」
「そんな顔するなよ。なっ!」
落ち込む私の顔を覗き込んで、笑顔を向ける夏目君。
夏目君とペアで、本当に良かったって、つくづく思うよ…