君との恋のエトセトラ
第二十書 急展開、再び
日曜日も航のマンションに泊まった凛は、月曜日に二人揃って出社した。

航はすぐに木原のデスクに向かい、声をかける。

土曜と日曜も自分のマンションに凛を泊めたこと、凛の借りているマンスリーマンションは、ここから電車で2時間近くかかること、そして凛は仕送りを半額にはせず、アルバイトをして補っていたことを話した。

どうして俺がお前にこの話をしたか分かるよな?と言うと、木原は頷き、「今日中に凛ちゃんと話をする」と航に告げた。

そしてその日のランチに凛を誘って、木原は改めて凛にプロポーズすることにした。
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