君との恋のエトセトラ
第二十五章 突然の涙
翌日、長崎から東京に戻って来ると、その足で二人はオフィスに出社した。
突然の不在を課長に詫び、すぐさま溜まっている仕事に取り掛かる。
航は当然のように残業をするが、派遣社員の凛は課長に促されて定時で退社した。
(河合さん、今夜は帰りも遅くてお疲れだろうな。夜食を作って置いておこう。何がいいかな?食べやすくて栄養があるもの…)
考えながらエレベーターを降り、エントランスに向かっていると、前方から木原がやって来た。
「木原さん!お帰りなさい」
「ただいま。凛ちゃんは今帰り?」
「はい。お先に上がらせて頂きます」
「そう、お疲れ様。あ!今少し時間ある?そこのカフェで話してもいいかな」
「ええ、大丈夫ですけど…」
航の帰りは恐らく深夜だから、急いで食事を作る必要はない。
凛は木原のあとに続いてカフェに向かった。
突然の不在を課長に詫び、すぐさま溜まっている仕事に取り掛かる。
航は当然のように残業をするが、派遣社員の凛は課長に促されて定時で退社した。
(河合さん、今夜は帰りも遅くてお疲れだろうな。夜食を作って置いておこう。何がいいかな?食べやすくて栄養があるもの…)
考えながらエレベーターを降り、エントランスに向かっていると、前方から木原がやって来た。
「木原さん!お帰りなさい」
「ただいま。凛ちゃんは今帰り?」
「はい。お先に上がらせて頂きます」
「そう、お疲れ様。あ!今少し時間ある?そこのカフェで話してもいいかな」
「ええ、大丈夫ですけど…」
航の帰りは恐らく深夜だから、急いで食事を作る必要はない。
凛は木原のあとに続いてカフェに向かった。