君との恋のエトセトラ
「んー、美味しい!」
部屋に帰ると、凛は早速もらったばかりのまだ温かい弁当を味わう。
「どういう味付けなのかな?絶対隠し味がある気がする。この味が再現出来たらなー。河合さんにも食べてもら…」
無意識に航を思い浮かべてしまい、ハッとして口をつぐんだ。
「いけない。現実、現実…」
いつまでも夢見心地ではいられないと、凛は気を引きしめる。
今朝、出勤途中の駅前で、弁当屋の『アルバイト募集』の貼り紙を見て、応募することにした。
電話してみると、特に決まった日時でなくてもいいから都合の良い日に手伝って欲しいと言われ、会社帰りに面接に行くことになったのだが、まさかあそこまですんなり事が運ぶとは思ってもみなかった。
(いいのかしら?あんな感じで採用されて)
とにかく明日から頑張ろう!と気合いを入れ、凛は早めにベッドに入った。
部屋に帰ると、凛は早速もらったばかりのまだ温かい弁当を味わう。
「どういう味付けなのかな?絶対隠し味がある気がする。この味が再現出来たらなー。河合さんにも食べてもら…」
無意識に航を思い浮かべてしまい、ハッとして口をつぐんだ。
「いけない。現実、現実…」
いつまでも夢見心地ではいられないと、凛は気を引きしめる。
今朝、出勤途中の駅前で、弁当屋の『アルバイト募集』の貼り紙を見て、応募することにした。
電話してみると、特に決まった日時でなくてもいいから都合の良い日に手伝って欲しいと言われ、会社帰りに面接に行くことになったのだが、まさかあそこまですんなり事が運ぶとは思ってもみなかった。
(いいのかしら?あんな感じで採用されて)
とにかく明日から頑張ろう!と気合いを入れ、凛は早めにベッドに入った。