きらめきクライマックス!


──逆に、わたしが投げられてしまった。



伝えたかった言葉を先にもらってしまったけどその言葉は間違いなく、わたしが朝陽から、朝陽からしかもらいたくなかった言葉だ。



“好き”、それだけで生きていられる気がする。爆発しちゃいそうなくらい一気に顔に熱が集まる。熱くて赤くて、どうにかなっちゃいそうにするの、朝陽だけだよ。



二度目のキス、二回目もきみでよかったし、この後も全部、きみがいい。





「わたしも、好き。好き、大好き。朝陽のことが、好きです」






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