きらめきクライマックス!



頑張って見上げて、朝陽仕様に顔を上げて言ってみたけど、やっぱり恥ずかしくなって下を向いた。


朝陽の胸に顔を埋めて、こうなったら嬉し涙できみのブレザー濡らしちゃおう。



顔を下げる前にとらえた朝陽の顔が頭にずっとぐるぐる回る。



いつもより顔が赤くて照れたような表情を浮かべていたのは、夕日のせいでもなんでもなくわたしのせい。



わたしにしかきみのその顔を生み出せないと思ったら嬉しくなった。




< 166 / 178 >

この作品をシェア

pagetop