きらめきクライマックス!
「それは、そうなんだけど、事情があって……」
「俺はいつでも既成事実にしていーけどね?しゅんちゃん?」
今日初めて話した名前もクラスも知らない子に弁明しようとすれば、それを遮るように振ってきた声。
その声、どれだけ聞いたって、毎日どの瞬間もあったかくて不本意ながらもちょっぴりきゅんってしちゃう。
けど、その内容自体は聞き捨てならない。既成事実にして良いわけはない。
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