きらめきクライマックス!
「駿花、あまりにもニヤけすぎだけど、朝陽くん?」
「うん。朝陽と同じクラスになったら、って考えてた」
「うーわ。その発言とその表情見たら朝陽くん確実に鼻血出して倒れるね」
「そんなわけはないよ。でも朝陽には教えてあげないんだー」
「でたでた」
だって言ったら確実に調子に乗るし、今以上に離してくれなくなりそう。まあ、今一緒にいることも嫌なわけじゃないし、もっと一緒にいるってなったって全然良いんだけど。
最近はもう、行動も、頭の中も、心も、かなり朝陽が大きなウエイトを占めている。
空っぽの容器だとしたら、溢れるギリギリまで朝陽のことで、いっぱいだったりする。
それでも今日は、毎日高い比重でわたしを占める朝陽とは一旦おさらばなのです!今日は1日中茉莉と遊園地、いわば遊園地デート!なわけです!!
お昼も茉莉特性サンドウィッチを作ってきてくれたらしく楽しみで胸がいっぱいだ。だから今日だけはバイバイ朝陽。今日のわたしは茉莉ちゃんに独り占めされちゃうんです!
⸜❤︎⸝