続・小さな恋のメロディ~貴方が好きです~
鳴海…?!

鳴海は私に気付かないで、みぃに話しかけた。


「みぃー、何処に行ってたんだ?心配するだろ?俺んとこにちゃんといろよ!…って、綾香に言えたら良かったのにな…」


鳴海はそのまま横になり、その時私と目が合って、ビックリした顔をして起き上がった。


「バカッ!」

「…何だよ?」

「何、勝手な事してるの?!」

「…大野とよりが戻ったんだろ?」

「戻ってない!」

「…振られたのか?俺、大野に行ってやるよ」


私はムカついて、何も言わずに鳴海にキスした。


「……」

「…貴方が好きです」



鳴海は少しダ黙ると、私を強く抱き締めた…。


「帰るよ?」

「…あぁ」



鳴海と私とみぃで、歩いたこの丘の景色は、永遠の宝物だよ。




ずっとずっと……。

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