続・小さな恋のメロディ~貴方が好きです~
「やめてくれよ!」
鳴海が止めるのを無視して、お義母さんは続けた。
「大体、婚約をしてるのに、他の男と駆け落ちして簡単に身籠るような子は、うちの嫁にふさわしい訳ないじゃない!!」
「申し訳ありません…」
パパとママが謝っても、お義母さんの怒りは収まらない…。
「うちは一人息子なのよ?そちらの責任で、こんな事になってどうしてくれるの?!」
そして、パパも切れてしまった…。
「うちだってな、綾香をちゃんと大学に行かせる約束で、早く結婚をさせたんだ!約束も守れない子供の親に文句を言われる筋合いはないっ!!」
お義母さんとパパの怒鳴りあいは延々と続き、滅茶苦茶になった。
私に対する鳴海の気遣いは、最悪の結果となった。
私は、涙で前がぼやけて…。
その場所から逃げ出したんだ。
「綾香?!」
私は追いかけて来る鳴海を振り切って、待たせていた車に乗り込むと、哲平と私の、秘密の空き地に向かって貰った。
ねぇ、哲平…。
私を連れて行ってよ?
この最悪な現実から、私を救い出してよ?
迎えに行くって、言ってくれたでしょ…?
鳴海が止めるのを無視して、お義母さんは続けた。
「大体、婚約をしてるのに、他の男と駆け落ちして簡単に身籠るような子は、うちの嫁にふさわしい訳ないじゃない!!」
「申し訳ありません…」
パパとママが謝っても、お義母さんの怒りは収まらない…。
「うちは一人息子なのよ?そちらの責任で、こんな事になってどうしてくれるの?!」
そして、パパも切れてしまった…。
「うちだってな、綾香をちゃんと大学に行かせる約束で、早く結婚をさせたんだ!約束も守れない子供の親に文句を言われる筋合いはないっ!!」
お義母さんとパパの怒鳴りあいは延々と続き、滅茶苦茶になった。
私に対する鳴海の気遣いは、最悪の結果となった。
私は、涙で前がぼやけて…。
その場所から逃げ出したんだ。
「綾香?!」
私は追いかけて来る鳴海を振り切って、待たせていた車に乗り込むと、哲平と私の、秘密の空き地に向かって貰った。
ねぇ、哲平…。
私を連れて行ってよ?
この最悪な現実から、私を救い出してよ?
迎えに行くって、言ってくれたでしょ…?