続・小さな恋のメロディ~貴方が好きです~
冷蔵庫の中を見て、ある材料と料理本に載っている物を照らし合わせ、ロールキャベツを選んで作り始めた。
高橋さんは横目でチラチラ見ながら、口出しは一切しないで、お茶を飲みながらテレビを見ている。
私は四苦八苦しながら、ロールキャベツを作り、鳴海の帰りを待った。
高橋さんも私も無口で、テレビの音だけが寂しく響く…。
時計の針は進み、鳴海がいつも帰って来る時間を二時間越えても、鳴海は帰って来ない…。
「私は先に休ませて貰いますよ」
「…ご飯は?」
「結構です…」
そう言って高橋は自分の部屋へと戻って行った。
一人残された私は、時計を見てため息をつく…。
昨日の夜の鳴海の背中…。
早く帰って来て?
私は部屋から携帯を取って来て、鳴海に電話するかを考える。
結婚当初、鳴海の帰りなんて気にした事なかった…。
重い気持ちを振り切って、発信ボタンを押す。
呼び出し音が悲しく響いた。
暫く待っても鳴海は電話に出る事はなく、留守番電話へと切り替わった…。
何で、出ないの?
高橋さんは横目でチラチラ見ながら、口出しは一切しないで、お茶を飲みながらテレビを見ている。
私は四苦八苦しながら、ロールキャベツを作り、鳴海の帰りを待った。
高橋さんも私も無口で、テレビの音だけが寂しく響く…。
時計の針は進み、鳴海がいつも帰って来る時間を二時間越えても、鳴海は帰って来ない…。
「私は先に休ませて貰いますよ」
「…ご飯は?」
「結構です…」
そう言って高橋は自分の部屋へと戻って行った。
一人残された私は、時計を見てため息をつく…。
昨日の夜の鳴海の背中…。
早く帰って来て?
私は部屋から携帯を取って来て、鳴海に電話するかを考える。
結婚当初、鳴海の帰りなんて気にした事なかった…。
重い気持ちを振り切って、発信ボタンを押す。
呼び出し音が悲しく響いた。
暫く待っても鳴海は電話に出る事はなく、留守番電話へと切り替わった…。
何で、出ないの?