続・小さな恋のメロディ~貴方が好きです~
時計の針が1時を指した頃だった。
私は玄関が開く音が聞こえた瞬間、玄関に走る。
「お帰りなさい!」
「…あぁ」
そう言った瞬間、鳴海がよろけた。
私は急いで鳴海を支える。
その時、鳴海からするアルコールのキツイ臭いに気付いた。
「…お酒、飲んで来たの…?」
「…俺だって飲みたい時があるんだよ…」
今迄見た事のない、鳴海の不貞腐れてた顔…。
二人の間に出来た重い空気を掻き消すように私が言った。
「鳴海さん、ご飯は?今日ね…」
そう言いかけた時、私の声を切るように鳴海が言った。
「今日は要らない」
「……」
「…シャワーを浴びたら、寝るよ。それから…」
「……?」
「わざわざ起きて待ってなくてもいいから」
鳴海はそう言って、私の顔も見ないで浴室へと向かった…。
私は一人キッチンに向かい、ロールキャベツを食べる。
「…不味い」
ロールキャベツが入ったお皿に、ポツンポツンと涙が落ちる…。
「…不味くて…食べらんない…」
私は一口だけロールキャベツを食べて、全部捨てた。
食器を洗って鳴海の部屋に行くと、鳴海は布団の中に居た。
「私もシャワーを浴びて来るね」
「……」
私は玄関が開く音が聞こえた瞬間、玄関に走る。
「お帰りなさい!」
「…あぁ」
そう言った瞬間、鳴海がよろけた。
私は急いで鳴海を支える。
その時、鳴海からするアルコールのキツイ臭いに気付いた。
「…お酒、飲んで来たの…?」
「…俺だって飲みたい時があるんだよ…」
今迄見た事のない、鳴海の不貞腐れてた顔…。
二人の間に出来た重い空気を掻き消すように私が言った。
「鳴海さん、ご飯は?今日ね…」
そう言いかけた時、私の声を切るように鳴海が言った。
「今日は要らない」
「……」
「…シャワーを浴びたら、寝るよ。それから…」
「……?」
「わざわざ起きて待ってなくてもいいから」
鳴海はそう言って、私の顔も見ないで浴室へと向かった…。
私は一人キッチンに向かい、ロールキャベツを食べる。
「…不味い」
ロールキャベツが入ったお皿に、ポツンポツンと涙が落ちる…。
「…不味くて…食べらんない…」
私は一口だけロールキャベツを食べて、全部捨てた。
食器を洗って鳴海の部屋に行くと、鳴海は布団の中に居た。
「私もシャワーを浴びて来るね」
「……」