続・小さな恋のメロディ~貴方が好きです~
私の手は少し震え、待っている時間は呼吸を苦しくする…。
「俺…。信じて貰えないかもしれないけど、心中なんてしてないんだ…」
「えっ?」
二人で救急車で運ばれて、心中してない訳ないじゃない…。
「あの日、もう会わないって言いに行ったんだ…。そしたら嫌だって言われて…」
「それで?」
「暴れるから、とりあえず落ち着けって言ったら、コーヒー作るからそれを飲んだら終わりにするって…帰っていいって言われたんだ…」
だから?
私には意味が分からない。
「コーヒーに大量の睡眠薬が入っていたんだと思う…」
「……」
「綾香が信じられなくても仕方ないと思う。でも…俺は離婚なんて考えてないんだ」
鳴海は私の目を真っすぐに見て言った。
「あの女とはちゃんと切る。だから、やり直してくれないか…?」
「……」
鳴海の酷い言い訳に、気持ちが白けてしまった…。
私は、離婚するチャンスだとも思ってしまう…。
「…綾香?」
「気持ちの整理が出来ないの…。少し考えたい…」
「…そうだな。今日は帰るよ…」
鳴海はガックリと肩を落とし、寂しそうな顔をして帰って行った。
「俺…。信じて貰えないかもしれないけど、心中なんてしてないんだ…」
「えっ?」
二人で救急車で運ばれて、心中してない訳ないじゃない…。
「あの日、もう会わないって言いに行ったんだ…。そしたら嫌だって言われて…」
「それで?」
「暴れるから、とりあえず落ち着けって言ったら、コーヒー作るからそれを飲んだら終わりにするって…帰っていいって言われたんだ…」
だから?
私には意味が分からない。
「コーヒーに大量の睡眠薬が入っていたんだと思う…」
「……」
「綾香が信じられなくても仕方ないと思う。でも…俺は離婚なんて考えてないんだ」
鳴海は私の目を真っすぐに見て言った。
「あの女とはちゃんと切る。だから、やり直してくれないか…?」
「……」
鳴海の酷い言い訳に、気持ちが白けてしまった…。
私は、離婚するチャンスだとも思ってしまう…。
「…綾香?」
「気持ちの整理が出来ないの…。少し考えたい…」
「…そうだな。今日は帰るよ…」
鳴海はガックリと肩を落とし、寂しそうな顔をして帰って行った。