まさか私が告白されるなんて
に言われた。

 「一二月ですか?」

 私は自信なさげな声で答えた。すると、「正解だ」と先生に言われた。春原さん、優しいなとふと思った。

 「きれいだと言われたお礼」
 「ありがとう」

 そして授業を受けた。そうだ、重村君は? と思い、その方向を見る。すると、ほほえましそうに見ていた。
 思っていたよりも、春原さんは悪い人ではなさそうだ。
 ただ、まだ警戒は必要だとは思うけども。

 そして私はノートを必死で取る。
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