【中編版】スパダリ煎茶家は、かりそめ令嬢を溺愛包囲して娶りたい。
「確かに。行ってみようか」
「いいんですか?」
「千愛さんが行きたい場所なら俺も行きたい」
そう言ってくれて一緒にキッチンカーに向かい、最後尾に並んだ。十分ほど並び、私と大宮さんはコーヒーを購入してベンチに座る。
「今日は楽しんでもらえたかな?」
「はい。とても、楽しかったです」
「よかった……俺もとても楽しかったよ。ありがとう」
大宮さんとコーヒーが飲み終わるまで、談笑をして飲み終わるとまた公園内を散歩をしてから送ってもらい、帰路についた。