私はあなたに愛されたい

ルーク様のお屋敷の前に着くと…


「レティ。」



優しいあなたが私の元へ来てくれた。



「ルーク様！おはようございます！」



会えたのが嬉しくて子供みたいにはしゃいでしまう。



ルーク様に呆れられていなければいいけど。



「おはよう、レティ。
わざわざ走って来てくれたの？」



えぇ、それはもう全力で。



ルーク様に会いに行くのに遅刻なんてありえない。



「はい、おかげで間に合いました。
ルーク様、これ今日のお花です。」



私はルーク様にいつものようにお花を渡した。