私はあなたに愛されたい
「ありがとうございます、ルーク様。」



嬉しい、胸の中がポカポカする。



だけど、そんな穏やかな時間はすぐに終わってしまう。



ルーク様のお屋敷に向かって3台の馬車が近付いてきていた。



馬車の豪華さから言ってルーク様の地位に近い貴族だ。




人間でましてや平民の私とこんなにも親しく話していた事が知れたらルーク様の評判が落ちてしまう。
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