私はあなたに愛されたい
ヴァンパイアと人狼の間に生まれた人なんだ。


それはそれはかなり珍しい。



けど、誰から生まれたかなんて関係ない。



どんなに偉い人から生まれたって手の施しようのないクズだってこの世には存在する。



そもそも私は気にしないし。


私は、私を助けてくれた人にその恩が返せたらそれでいい。



「分かりました、ナイトさん。
じゃあまた明日。」
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