私はあなたに愛されたい
そんな滅相もない事を聞かないでほしい。



「嫌じゃありません!
逆にいいんですか?
公爵様が私みたいなただの人間と一緒に過ごすなんて…。
何もないとは言え、誰かに見られて誤解とかされたらルーク様が厄介な事になりませんか?」



公爵様だし、家柄のいいお嬢様といずれは結婚するはず。



何も起こるはずもないけど、夜に会っている所を誰かに見られたら大変なんじゃ……。
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