最強幼馴染に再会して運命が変わりました

「絆創膏ありがとな………名前は?」

「碓氷凛風っていいます」

「碓氷さんね………絆創膏のお礼がしたいんだけど」


そう言って、彼は歩き出したので私はゆっくり
後ろについて行った

この時、知らない人には付いて行くなの教訓すら
無視していた私

あんな再会があるなんて思いもせず………

ショッピングモールを出て、少し歩いたところの
カフェの入口で彼は立ち止まった


「ここは?」

「俺と友達の行きつけのカフェ」


凄くレトロな雰囲気の落ち着きそうなカフェの印象


彼が入ったのを見て、付いていくと


「会いたかった………凛風」

「なんで………春稀が………」

「名前、覚えてくれてたんだ」


私は、衝撃的な出来事に思わず、春稀の前から逃げて
カフェを後にした

なんでいるの………………そればかりが
頭の中を駆け巡った


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