最強幼馴染に再会して運命が変わりました

「本当に大丈夫………だから」


再び買い物袋を持って歩こうとすると、
腕を掴まれる


「春稀………」

「俺がこれ持っていく
 倒れないように腕にでも掴まってろ」

「ありがとう」


どうして、関わりを持とうとするのかは分からないけど
実際限界だったから、お言葉に甘えさせてもらおう


「家に上がって………いきますか?」

「いいのか?」


何年ぶりとかになるとどう接してたか分かんなくて
敬語がでてしまう

そして、家に入った瞬間に私は力尽きて倒れるのが
分かった

でも、痛くない………こんな倒れ方して痛くないわけ
………………

うっすらとした意識の中、春稀が私を抱えてくれてるのを
肌で感じた


「勝手に入ってごめんな………少し入るぞ」


その声を最後に私の意識が途絶えた



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