最強幼馴染に再会して運命が変わりました

「生憎、見知らぬ人と遊びに行く程
 私は暇じゃないので」


言って思った………これ、絶対………火に油を注ぐ
ってやつだと思う

相手の目も、さっきとは少し違う………
眉間にシワ寄ってるし


「すいません………私はこれで………」


逃げよう………としたけど無理だった

いわゆる壁ドンみたいなのをされてしまった


「生意気な口が聞けるのはもう終わりだよ?
 凛風ちゃん………」

「俺達、誰だか知らないもんね
 ちまたではちょっとは有名なんだけど」


背筋がゾクゾクッと震えるくらい、不敵な笑みが
怖すぎる

さすが、不良高校の生徒………

さて、ここからどうしようか………

そう思った時


「おい、凛風に何してる?」


普段とはまた違った雰囲気の春稀が現れた

そして、春稀を見るや否や怯えだした2人

さっきの威勢はどこにいったのやら………
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