最強幼馴染に再会して運命が変わりました
「それじゃ、昼休みも終わったことだし
再開しましょう」
私の一言で、それぞれが教科書を開き
黙々と問題を解き始める
春稀は………英語してるのか
無意識に春稀を気にしていたのか、随分と
見つめていたみたい………
一瞬合った目を速攻で逸らしてしまった
「凛風、ここ………教えて?」
いきなり春稀に声をかけられ、ビクッと肩を揺らした
「あぁー、ここね?ここはね………この例題の文法に
当てはめると、単語の入れ替えが簡単だよ」
「分かった………こういうことだな?」
「正解!」
春稀は理解力が高いのか、1回教えただけで
たどたどしくも少しずつマスターしていた