最強幼馴染に再会して運命が変わりました
「凛風きた!」
「救世主が!」
学校に着くやいなや、囲まれる私
みんなが持ってるのはいろんな科目のノートや教科書
「実は私も………お願い!」
みんなに便乗して、ノートを差し出す咲楽
「凛風、大変だね………これは
手伝おうか」
「ありがとう、舞依」
朝のHRが始まる前から私と舞依でみんなに
勉強を教える会が始まり、HRのチャイムにも
気づかないほど、勉強にのめり込んでいた
担任の先生が微笑ましく笑いながら
こちらを眺めていることにすら気づかなかった
無事に午前の授業をすべて終えて、
昼休みの時間、私は担任の先生のもとへ向かった