世界で1番泣き虫なキミを愛し続けると誓う
話についていけず、ちんぷんかんぷんで首を傾げる私に、結星くんが教えてくれた。
「羽瑠…知らないのか? こいつ、あの大手マッサージチェーンの御曹司なんだよ」
「・・・」
「え!?」
マッサージ……チェーン?
もっ、もしかして…
紅嵐くんの苗字は確か…
” 龍堂 ”
はっ…!?
「龍堂…って、あの……っ!?」
そこで初めてピンときた。
CMでもよく流れてる……。
全国にチェーン展開してる今大人気の……
「”極上マッサージ店・リュウドウ”!?」
「そうそう、あれ? 言ってなかったっけ?」
確かにさっき脚モミモミされたのは、超気持ちよかった……。
「え、じゃあ、今まで私のこと拘束してきたのは……」
「あぁ、マッサージの練習」
と、答えた直後。「……の息抜き」と付け足した紅嵐くん。
「息抜き!?」
「そう。俺、元々店継ぎたくなかったんだよ。なのに、家帰れば親父にしょっちゅう一流マッサージ師になる為の試験させられててさー。正直うんざりだったんだ。でも、羽瑠ちゃんのちょっとエロい声聞くと俺も将来、客にこんな声出させるぐらいマッサージ上達しなきゃなー、って元気もらえるんだ」
〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!
もうっ…!!
「だったら最初っからそう言ってくださいよっ! てか勝手に人の声息抜きにしないで下さい!」
「だから、言ったつもりだったんだよ」
さりげなくそう言うと、紅嵐くんが私の頭にぽん、と手を置いた。
「羽瑠…知らないのか? こいつ、あの大手マッサージチェーンの御曹司なんだよ」
「・・・」
「え!?」
マッサージ……チェーン?
もっ、もしかして…
紅嵐くんの苗字は確か…
” 龍堂 ”
はっ…!?
「龍堂…って、あの……っ!?」
そこで初めてピンときた。
CMでもよく流れてる……。
全国にチェーン展開してる今大人気の……
「”極上マッサージ店・リュウドウ”!?」
「そうそう、あれ? 言ってなかったっけ?」
確かにさっき脚モミモミされたのは、超気持ちよかった……。
「え、じゃあ、今まで私のこと拘束してきたのは……」
「あぁ、マッサージの練習」
と、答えた直後。「……の息抜き」と付け足した紅嵐くん。
「息抜き!?」
「そう。俺、元々店継ぎたくなかったんだよ。なのに、家帰れば親父にしょっちゅう一流マッサージ師になる為の試験させられててさー。正直うんざりだったんだ。でも、羽瑠ちゃんのちょっとエロい声聞くと俺も将来、客にこんな声出させるぐらいマッサージ上達しなきゃなー、って元気もらえるんだ」
〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!
もうっ…!!
「だったら最初っからそう言ってくださいよっ! てか勝手に人の声息抜きにしないで下さい!」
「だから、言ったつもりだったんだよ」
さりげなくそう言うと、紅嵐くんが私の頭にぽん、と手を置いた。