世界で1番泣き虫なキミを愛し続けると誓う
***

「ん…っ、んはぁっ…」

それから寒さから逃れるようにして、ホテルに入って。

求めるままにキスをせがんで。

丁寧にベッドに、下ろされた。

「俺が、不安にさせたよな。…ごめん」

ゆっくりとキスが止まったかと思ったら、そんな言葉が落とされた。

「…っ」

心を見透かされたみたい…。

向けられるまっすぐな眼差しから目を逸らせなかった。

「もう絶対…っ、羽瑠のこと離さないから…っ」

中断したキスがまた再開して。

両手に結星くんの大きな手が覆い被さる。

「好きって…いっぱい言って欲しい……。…ずっと、言いっ放し、だった」

「……ん。分かった」

「んっぁ……っ、ぷは…ぁっ」

「羽瑠……好きだ」

望めば望んだだけ、与えてくれて。

甘く…絆されていった。

「あっ……」

丁寧に1つ1つ胸元のボタンが外されていく中。
無意識に結星くんの手を掴んでいた。

「暗く…してほしい」

「…前は明るいまましたのに?」

「あっ、あれは…自暴自棄になってた、っていうか…っ」
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