世界で1番泣き虫なキミを愛し続けると誓う
「ぐすん……そんな言わなくなっていいじゃん…、もっと優しくしてよ…私女の子だよ…?」
両手で顔を覆って下を向く。
流星くんは……、
結星くんとは違ってちょっと意地悪。
でも……
「……っ、ごめん…、言いすぎた」
泣くとすぐに謝ってくる。
「嘘泣きだよっ」
「お前な……」
「べーっ」
舌を出して流星くんに背を向ける。
逃げようっ!と足を大きく1歩踏み出した時。
背後でボソッ、と聞き捨てならない声が聞こえ、耳がピクっ!と反応した。
「俺に、抱け抱け言ってきた癖に…」
「……はっっ」
カー!と顔が赤くなっていく。
いや。顔だけじゃない。
全身…
足元からブワー!と言葉にしがたい、いろんな感情が込み上げてくる。
「もっと、とか言ってきたし……。あ、キスマ付けろ、とかも…あ、あと帰りたくない、とかも────」
「……っ!!!流星くんすごい意地悪!」
恥ずかしさのあまり、プクッと頬に空気を溜めて怒る。
「そういうの…、言わなくたっていいじゃん…。もう…」
「だってそっちが挑発してくるから…」
両手で顔を覆って下を向く。
流星くんは……、
結星くんとは違ってちょっと意地悪。
でも……
「……っ、ごめん…、言いすぎた」
泣くとすぐに謝ってくる。
「嘘泣きだよっ」
「お前な……」
「べーっ」
舌を出して流星くんに背を向ける。
逃げようっ!と足を大きく1歩踏み出した時。
背後でボソッ、と聞き捨てならない声が聞こえ、耳がピクっ!と反応した。
「俺に、抱け抱け言ってきた癖に…」
「……はっっ」
カー!と顔が赤くなっていく。
いや。顔だけじゃない。
全身…
足元からブワー!と言葉にしがたい、いろんな感情が込み上げてくる。
「もっと、とか言ってきたし……。あ、キスマ付けろ、とかも…あ、あと帰りたくない、とかも────」
「……っ!!!流星くんすごい意地悪!」
恥ずかしさのあまり、プクッと頬に空気を溜めて怒る。
「そういうの…、言わなくたっていいじゃん…。もう…」
「だってそっちが挑発してくるから…」