のーどくたーのーらいふ[短編]
凛「やだっ、やだっ」














樹「少し、痛いからね」














凛「ごめんなさいっ、」














樹「はい、終わったよ」














凛「やだっ、」














「陸、もう離していいよ」














陸「あ、」














「凛のこと寝かせてくる














樹、陸にお茶か何か入れてあげて」














樹「了解〜」














2人がリビングへ向かったことを確認し














凛を抱き上げて凛の部屋に向かう














「凛、助けに来たよ」














まだパニック状態の凛














多分、凛の意識はあの家にある














凛のことを苦しめているあの家に














「助けに来たから、もう大丈夫だよ」














凛「やっ、」














「ここは安全だよ、凛」














そういって凛のことを抱きしめる














「凛、大丈夫」














凛「けい、?」














「うん、そうだよ」














凛「けい、」














「大丈夫、ここにいるから」














凛「うん、」














やっと、俺の声が届いてくれたみたい














「少し休もう、な?」














凛「そうする、」














そういって、














俺の腕の中で眠りについた凛














「頑張ったな」














凛をベットに寝かせて涙をぬぐう














「おやすみ、凛」














そう声をかけて














凛の部屋をでて、リビングに向かった














ガチャ














樹「おつかれ」














「急に来てもらって悪いな」














樹「ううん、全然」














「陸、ありがとな」














陸「...なんで京が打たなかったんだよ」














樹「陸」














陸「だって、そうだろ」














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