のーどくたーのーらいふ[短編]
春「いや、それは無理です」














なぜかわからないんだけど














春はずっと陸のこと怖がってるんだよな














春「なんで陸さんいるんですか、」














陸「ん〜、凛ちゃんの治療」














春「そういえば、言ってたわ」














こいつ、ちゃんと聞いてなかったな














「とりあえず、着替えてきな」














春「そうする、」














陸から逃げるように春は去っていった














「ご飯食べてくだろ?」














陸「食べようかな」














樹「俺も」














「腕によりをかけて、作りますよ(笑)」














そして、30分後














「はい、できました」














男の子の大好物 山盛り唐揚げ














陸「うまそ〜、いただきま〜す」













樹「いただきます」














春「俺も、いただきま〜す」














「はいはい、どうぞ〜」














俺は様子を見に凛の部屋へ














「凛、入るね」














ベッドの上に座って凛の頭をなでる














凛「んっ、」














「おはよう、凛」














凛「ふふ、京」














調子は良さそうだな














凛「陸さん、まだいる?」














「いるよ、ご飯食べてる」














凛「今日、終わらせたい」














「...治療のこと?」














凛「うん」














「無理してない?」














凛「また...なの...だ」














凛の声が小さすぎて聞こえなかった














「なになに、もう1回言って」














凛「また、別の日なのやだ」














「そっか、そうだな」














凛もそう言ってるし














確かに別の日にもう1回はキツイか














「分かった、今呼んでくるな」














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