シェフな夫のおうちごはん~最強スパダリ旦那さまに捕まりました~
そして結婚式当日を迎えた。
早かった。明人さんと出会って結婚まで猛スピードだった。
私の人生はもっとゆっくりしたものだったのに、あまりに目まぐるしく変わって心がついていけなかった。
だけど明人さんがそばで微笑んで大丈夫って言ってくれるから安心だった。
「新郎さまがお見えですよ」
スタッフの人に言われて振り向くと、シルバーグレーの正装姿の明人さんが立っていて私はうっかり見惚れてしまった。
か、かっこいい!!!
いつものスーツ姿も素敵だけどもっとかっこいいよ!
「穂高さん、素敵ですね」
私は思ったことをそのまま言った。
明人さんはなぜか突っ立ったまま固まっている。
あれ? どうしたんだろう?
もしかして緊張しているのかな?
「ま、ず……」
彼はぼそりと呟いた。
「え?」
「いや。君は思った以上に綺麗だ」
明人さんが満面の笑みでそう言ってくれたので、私は照れくさくなって目をそらしてしまった。
「ありがとうございます」
綺麗だなんて言われたの初めてだよ。
明人さんはやっぱり紳士だなあ。
※明人の心情(まずい。可愛すぎか! まさかここまで理想そのものになるとは! 早く夜にならないかなー……)
早かった。明人さんと出会って結婚まで猛スピードだった。
私の人生はもっとゆっくりしたものだったのに、あまりに目まぐるしく変わって心がついていけなかった。
だけど明人さんがそばで微笑んで大丈夫って言ってくれるから安心だった。
「新郎さまがお見えですよ」
スタッフの人に言われて振り向くと、シルバーグレーの正装姿の明人さんが立っていて私はうっかり見惚れてしまった。
か、かっこいい!!!
いつものスーツ姿も素敵だけどもっとかっこいいよ!
「穂高さん、素敵ですね」
私は思ったことをそのまま言った。
明人さんはなぜか突っ立ったまま固まっている。
あれ? どうしたんだろう?
もしかして緊張しているのかな?
「ま、ず……」
彼はぼそりと呟いた。
「え?」
「いや。君は思った以上に綺麗だ」
明人さんが満面の笑みでそう言ってくれたので、私は照れくさくなって目をそらしてしまった。
「ありがとうございます」
綺麗だなんて言われたの初めてだよ。
明人さんはやっぱり紳士だなあ。
※明人の心情(まずい。可愛すぎか! まさかここまで理想そのものになるとは! 早く夜にならないかなー……)