シェフな夫のおうちごはん~最強スパダリ旦那さまに捕まりました~
唇が離れたら、お互いに一番近いところで見つめ合った。
照明のせいで彼の顔がはっきり見えてしまって猛烈に恥ずかしくなる。
「あ、あの……電気を、消さないんですか?」
「君の顔が見たい」
「え?」
明人さんはやけに嬉しそうに微笑んで、とんでもないことを口走った。
「君が羞恥のあまり声を上げながら苦悶の表情で乱れ狂う姿が見たい」
「え? な、何言ってるんですか!?」
「おっと、心の声が……」
彼は私から目をそらしぼそりと言った。
今の、絶対わざと言ったよね?
そんな長いセリフをうっかりで洩らすわけないよ。
「明人さん、もしかして、ずーっと我慢してました?」
恐る恐る訊いてみたら、彼は再び私に視線を戻し、真剣な顔で言い放つ。
「そうだよ。早く君を抱きたくて死にそうだった」
それを訊いて一気に頭のてっぺんまで熱くなった。
恥ずかしい。でも、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「ごめんなさい! もっと早く言ってくれたら、私も頑張ったのに!」
思わず明人さんをぎゅうっと抱きしめた。
※明人の心情(なんだこの異常な可愛さは! めちゃくちゃにしてやりたい!)
照明のせいで彼の顔がはっきり見えてしまって猛烈に恥ずかしくなる。
「あ、あの……電気を、消さないんですか?」
「君の顔が見たい」
「え?」
明人さんはやけに嬉しそうに微笑んで、とんでもないことを口走った。
「君が羞恥のあまり声を上げながら苦悶の表情で乱れ狂う姿が見たい」
「え? な、何言ってるんですか!?」
「おっと、心の声が……」
彼は私から目をそらしぼそりと言った。
今の、絶対わざと言ったよね?
そんな長いセリフをうっかりで洩らすわけないよ。
「明人さん、もしかして、ずーっと我慢してました?」
恐る恐る訊いてみたら、彼は再び私に視線を戻し、真剣な顔で言い放つ。
「そうだよ。早く君を抱きたくて死にそうだった」
それを訊いて一気に頭のてっぺんまで熱くなった。
恥ずかしい。でも、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「ごめんなさい! もっと早く言ってくれたら、私も頑張ったのに!」
思わず明人さんをぎゅうっと抱きしめた。
※明人の心情(なんだこの異常な可愛さは! めちゃくちゃにしてやりたい!)