シェフな夫のおうちごはん~最強スパダリ旦那さまに捕まりました~
私の最近の寝坊の原因は明人さんになかなか寝させてもらえないからだ。
ずっと寝不足なのに、彼は超元気で今朝だってすでにランニングを終えてシャワーを済ませて朝ごはんだって完璧に作っているんだから、まさに最強スパダリ旦那さまだよ。
「残念だな。起きるのか」
「お腹がすいたので」
「俺もすいた」
「ですよね。だから早くご飯を食べ……」
明人さんが急に私の腕を掴んで顔を近づけてきた。
「君を食べたい。まだ足りてない」
私は一瞬呆気にとられ、すぐにじわじわと顔が熱くなった。同時に恥ずかしくて叫んでしまった。
「も、もうーっ! 私の体がもたないよ!!」
「ちっ、仕方ないな」
「今、舌打ちしました!?」
「まさか、妻にそんなことしないよ」
「いや、したでしょ!」
明人さんはにこやかに笑いながら、ようやく私から離れてくれた。
私は彼が部屋から出たあと着替えて顔を洗いに洗面所へ駆け込んだ。
鏡に映る自分の顔を見ると、ちょっとぐったりしている。
新婚生活は幸せなだけじゃなくて、結構体力がいるんだなと最近すごく感じている。
ずっと寝不足なのに、彼は超元気で今朝だってすでにランニングを終えてシャワーを済ませて朝ごはんだって完璧に作っているんだから、まさに最強スパダリ旦那さまだよ。
「残念だな。起きるのか」
「お腹がすいたので」
「俺もすいた」
「ですよね。だから早くご飯を食べ……」
明人さんが急に私の腕を掴んで顔を近づけてきた。
「君を食べたい。まだ足りてない」
私は一瞬呆気にとられ、すぐにじわじわと顔が熱くなった。同時に恥ずかしくて叫んでしまった。
「も、もうーっ! 私の体がもたないよ!!」
「ちっ、仕方ないな」
「今、舌打ちしました!?」
「まさか、妻にそんなことしないよ」
「いや、したでしょ!」
明人さんはにこやかに笑いながら、ようやく私から離れてくれた。
私は彼が部屋から出たあと着替えて顔を洗いに洗面所へ駆け込んだ。
鏡に映る自分の顔を見ると、ちょっとぐったりしている。
新婚生活は幸せなだけじゃなくて、結構体力がいるんだなと最近すごく感じている。