星空の下でいつまでも君を想う
「美味しい〜!」
やっぱりお母さんの作るシチューは格別だ。
「菜花は昔から美味しそうに食べてくれるからお母さんも嬉しいわ」
「えへへ、だってどれも美味しいんだもん」
思わず頬を緩めながら、パクパクと口に運んでいく
シチューもほとんど食べ終わった頃、
あ、そうだった。
バイトの事お母さんに話さなくちゃ!
「そういえば、今日の昼に咲妃からバイト紹介されたの」
「病院にある図書室のバイトなんだけど…私してみたい。」
お母さんの反応を伺うように顔を見る。
初めは驚いた表情をしていたが、話し終わると目尻に皺を寄せて微笑んだ。
「素敵なバイトね。菜花にピッタリだと思うわ」
「菜花がしたいと言うなら、お母さんは応援するだけよ」
ただただ嬉しい
いつも私の言う事を尊重してくれるお母さん