星空の下でいつまでも君を想う
―――キーンコーンカーンコーン
「菜花、また明日ー!」
「うん、また明日!」
咲妃に別れを告げ、その足で学校の図書室へと向かう。
ウィーン
自動で開く扉にさすが最先端!と毎度のこと思う。
今日は一ヶ月に一回くらいの頻度である図書当番の日。
いつもペアの子と交代交代でしてるから今回がたまたま私だった。
当番って言っても特にすることはないんだけどね?
図書室に来るっていってもほとんどの人が、読書してるか、勉強してるか。
実際本を借りる人がいても数人くらい。
それに眼鏡かけたおじいちゃん先生もいるから1時間で帰ってもいいんだし、
意外と内容としては楽な方。